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起業するかタイミング

どのタイミングで起業するか

起業して成功した人の話はとても華々しいですが、しかし、その裏では成功例の何倍もの失敗例が隠されているものです。ですから、起業して成功をおさめるためには、「失敗しない」という道を進まなければならないとも言えます。そのための第一歩としては、やはり「起業のタイミング」が重要になります。
個人事業を始めるにしろ会社を始めるにしろ、起業の際にはどうしてもお金が必要になります。もちろんそのために融資が必要になることもあるでしょう。いずれにしても、スタートのための資金が何とかならなければ、その先に進むことはできません。
しかし資金の面でより重要なのは、むしろ新規事業がスタートしてからのほうであるという考え方も当然成り立ちます。何しろ、新規事業を立ち上げたばかりのタイミングではなかなかすぐに軌道に乗せるのが難しいのが一般的です。ですから、スタート後、業種や規模にもよりますが、平均すれば3年間くらいは持ちこたえることができるだけの体力は最低限必要であると言えるはずです。
大学を卒業してすぐに会社を立ち上げる、いわゆる「起業家」としての道を社会人になっていきなり歩み始める若い人もいないことはないですが、しかし実際のところ、その多くはいわゆる「脱サラ」のような形で新しい道を歩み始める人によって占められます。
ここでひとつ重要なポイントになるのが、「会社に勤めている以上、最低限の資金は確保できる」ということです。つまり、会社で働きながらの起業であれば、資金のやりくりは非常に楽であるはずなのです。
こういう話をすると、「会社に勤めながら新規事業を立ち上げるなんて不可能に決まっているではないか」と多くの人がおそらく言うでしょう。確かに、時間的にもモラル的にも一見難しく感じられるかもしれません。そして何より、会社の規則として「副業をしてはいけない」という場合が日本の会社では圧倒的に多いはずです。百歩譲っても、会社に対して副業の申請を行い、許可をとってからにしなさいといったプレッシャーだけは与えるというのが、日本の会社の副業に対する考え方でしょう。
ところがここ数年、特に大手企業を中心として、「副業を許可する」という考え方への方向転換をはかっている会社が多いのです。ですから起業をめぐる世の中の流れは俄然、規制緩和の方向に進んでいるのです。
その意味では、もしかしたら起業のタイミングとしてベストなのは「今」ではなく、「もう少し先」であると言えるかもしれません。そのあたりの見極めが、今後とても重要になってくるものと考えられます。

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